2024.10.30
HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービス「FRIENDSHIP.」によるウィークリーニュースです。
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PICK UP!
Pathway / She Her Her Hers
2024.10.30 Release 【配信AL】
jkt
日本・中国を中心にアジア圏での活動を精力的に行っている、高橋啓泰、とまそん、松浦大樹の三人からなるオルタナティブバンド・She Her Her Hersの約1年ぶりとなるアルバム
 
先行リリースされている「drip」「Thirsty」でもその傾向はあったが、国内外のフェス出演や約15,000人を動員したアジアツアーを経て、”ライブ”で表現することへの意識が一層強くなったことが窺える、全体としてビートが意識された作品にアップデートされている。
ミックスは、Vo.髙橋をはじめ、Yuto Uchino(The fin.)、小森 雅仁(ABS RECORDING)、奥田泰次(studio MSR)が、マスタリングは、山崎 翼 (Flugel Mastering)が手がけている。 流麗な歌とサウンドの浮遊感が心地よいリード曲であるM1「Ethos」は、無機質なビートを下敷きにしながら、アコギ・バイオリン・ヴィオラなどの弦楽器を軸に構築された世界観で、彼らの特徴的なサウンドである幽玄さやオリエンタルなムードの一曲。
(FRIENDSHIP. 松本)
 
First Love is Never Returned、Spotify公式プレイリスト「RADAR: Early Noise」のプレイリストカバーにセレクト!
jkt
10月23日に最新作「それが恋だと言ってくれ!」をリリースしたFirst Love is Never Returnedが、Spotify公式プレイリスト「RADAR: Early Noise」のプレイリストカバーを獲得しました!彼ららしいと言っても過言ではないほどのストレートなタイトルの「それが恋だと言ってくれ!」。90年代のトレンディドラマを思わせるJ-POPムードのサウンドに、”恋する歌声”で歌われるメロディーは心弾むような高揚感と、切なさや焦燥感が少しずつ混ざって、甘すぎず全身全霊で想いを表現するような楽曲に仕上がっています。ぜひチェックしてみてください!
 
んoon、Spotify公式プレイリスト「エレクトロポリス」のプレイリストカバーにセレクト!
jkt
10月23日に3年ぶりとなるフルアルバムからの先行シングル「Forest feat. ACE COOL」をリリースした『んoon』がSpotify公式プレイリスト「エレクトロポリス」のプレイリストカバー展開を獲得しました!今作は、HIPHOPシーンで注目を集める広島呉出身のラッパーACE COOLを客演に迎えた楽曲。非常にスリリングな人力ドラムンベース的なオケに、ボーカルJCの伸びやかな歌声とACE COOLのスキルフルなフロウが絡む非常にアッパーな一曲に仕上がっております。ぜひチェックしてみてください!
 
NEW RELEASE REVIEW
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
ライブで”踊れるサウンド”への意識が強くなったことで“ダンスミュージック”の要素を前面に打ち出した近作をまとめたアルバム「EUPHORIA」のリリースが決定している、YAJICO GIRLのアルバム先行曲
 
Charlie XCXやMura Masaの新譜のような、2000年代リバイバル、ダンスパンク的なアグレッシブな曲を作れたら、というところからスタートし勢いで制作したという楽曲。 そこから、アフロハウスっぽさや、プロディジー、ファットボーイスリム、ケミカルブラザーズなども想起できるようなロックダンス感なども混ぜ、歌やパーカッションなど細かなところまで遊び感覚でアレンジしていったことで、良い意味でこれまでのYAJICO GIRLっぽさを払拭し、音だけで ”踊れる””ノれる” ことをストレートに追求したインパクト重視の一曲に仕上がった。
 
Virtual Homecoming / Gateballers
2024.10.30 Release【配信EP】
jkt
2024年で活動開始10周年を迎えたGateballersの4曲入りのミニアルバム
 
濱野夏椰(Vo./Gt.)、久富奈良(Dr.)に加え、サポートメンバーに萩本あつし(MASAKO / ex.Layne)、原元由紀(ex.Layne)を迎えた新体制で初のレコーディングとなった今作。 リードソングはM3「Universe」。 美しい歪みのギターバッキングとオルタナティブアンサンブル、その中で紡がれるイノセントな濱野の歌という、Gateballersの美意識を象徴するような名曲となった。 「世界中が君を否定したとしても そのひとみ、輝きは消えることがない」というシンプルな言葉で紡がれる歌詞でありながら、濱野が口にするとそこに晴れやかなリアリティーが産み出されるのはこのバンドならではのものとなった。 10月からは同作を携えた福岡、大阪、東京の3都市でのワンマンツアーの開催も決定。
 
エターナル - EP / omeme tenten
2024.10.30 Release【配信EP】
jkt
「JAPAN JAM 2024」への出演など、注目を集める2022年4月東京にて結成した女性ボーカルの3人組ロックバンドの4曲入りEP
 
海外オルタナティブロックからの影響を感じさせつつも、瑞々しくメロディアスなJ-POPと昇華する手腕は今作も健在。 リード曲はM1「エターナル」は、は灯(Vo&Gt)のパワフルでフレッシュな歌声が印象的な仕上がりとなっている。 楽器アレンジもよりアイディアフルになった印象で、1:54〜切れ味鋭いハイハット、テクニカルなギターソロなど、その技術力も含め、非常にエキサイティングな展開が楽しめ、バンドとしての一層の成熟を感じさせる一曲になった。 来年1月には彼にとって自主企画史上最大キャパとなる渋谷WWW公演も含む東名阪ツアーも決定している。
 
Paper Driver feat.Nelko / miida, Nelko
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
マスダミズキによる音楽プロジェクトのmiidaの3ヶ月連続となるシングル
 
Pops & Chill Hip-Hopをベースに活動するバンドNelkoよりSayaとLaundryをゲストボーカルとして迎え入れた今作。 カラッと乾いた無骨なギターリフ&オールドスクールヒップホップの匂いを感じさせるルーズなブレイクビーツと、思わずBeck「Loser」やGrand Royal周辺のアーティストを思い描いてしまうようなアプローチのオルタナティブ meets HIP HOPといった90sフレイヴァー溢れる一曲に仕上がっている。
 
Is Gone / EASTOKLAB
2024.10.30 Release【先行配信SG】
jkt
名古屋を拠点に活動する4ピースロックバンドEASTOKLABが11月にリリースするミニアルバム「Your Morrow」からの先行シングル
 
今作から今までのレーベルを離れ、レコーディングからマスタリングまで、ジャケットからアートワークまで、全てをメンバー4人で作り上げた意欲作となっている今作からの先行シングル第二弾となる今作は、彼らの持ち味である煌びやかなメロディーセンスが炸裂するエレクトロシューゲイズサウンドへと仕上がった。 序盤のゆったりとした展開から、徐々に熱を帯び、終盤に一気に加速する展開はわずか2:29という短い曲に思えないほどに非常にドラマティックなものとなった。
 
Anywhere, by NEW KICKS/ Keishi Tanaka
2024.10.30 Release【先行配信SG】
jkt
Keishi Tanakaが、2024年7月12日に東京キネマ倶楽部で開催した「NEW KICKS -ONE MAN SHOW-」のライブ音源を収録したアルバム「Anywhere, by NEW KICKS」
 
小宮山純平(Drums)、田口恵人(brkfstblend / Bass)、四本晶 (oysm / Electric Guitar, Sampler)、NiKA (MIDORINOMARU / Keyboard)、CrossYou (HeiTanaka / REGGAELATION INDEPENDANCE / Tenor Saxophone)、チャンケン(The SKAMOTTS / Trumpet)に加え、ストリングスで麻野銘苅(Violin)、世川すみれ(Viola)、吉良都(Cello)が参加した、総勢10人編成でのワンマンライブ。 先行シングルとしてリリースするのは、「One Love」と「The Smoke Is You」。リード曲の「The Smoke Is You」はKan Sanoが作詞・作曲・プロデュースした楽曲で、Keishi Tanakaの楽曲の中でもグッとR&B色が強くグルーヴィーな楽曲に仕上がった。 3人編成でのライブのメンバーである、ドラム・小宮山純平とベースの田口恵人がフィーチャーされ、ホーンやストリングスが加わったことで艶っぽさが加わり、グルーヴィーかつゴージャスな一曲になっている。
 
片割れの実 / さすらいピスタチオ
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
The Cheseraseraの宍戸翼とzonjiの阿部将也からなる”脱力系セクシーポップユニット”1stシングル
 
路上ライブ、ポッドキャストなどで2021年から定期的に活動を続け待望の1stシングルとなる今作は、完全に宅録で制作され、歌詞を宍戸、作曲編曲を阿部が担当した作品。 80’sフレイヴァーの煌びやかなビートに、R&B的なアプローチを感じさせるシティポップ感を感じさせる歌唱が乗るバランス感は、個々のプロジェクトとも違ったニュアンスが印象的な仕上がりとなった。 特筆すべきは両者の伸びやかな歌声で、触れられなくなった体や消えない記憶への未練を、移ろう季節と共に回顧するリリックを紡ぐ二人の歌声はしっかりとポップながら時折垣間見える色気ある憂いを感じさせ、彼らが過ごしてきた活動の年輪を感じさせるようだ。
 
Kakera / petalhead
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
Jaime Alise(Vo)とRiku Ogura(Gt)による東京を拠点とするユニットの4ヶ月連続となるシングル
 
安定感ある王道なコード展開から、意識的に逸脱をしながらまた本道に戻っていくという少し捻くれた展開が印象的な今作。 特に中盤1:18からのビートチェンジの展開は楽曲に良いアクセントをもたらし、それに呼応したJaimeのボーカルフロウも非常に魅力的なものとなった。 冒頭とラストのサウンドモチーフはほぼ同じながら、前述のブリッジがあることで、混沌や不安、焦りを表現した末のラストの聞こえ方の変化も感じられ、理想的な”緊張と緩和”が楽しめる一曲になっているようだ。
 
Aster / 青い薔薇
2024.10.30 Release【配信EP】
jkt
地元関西でのライブ活動を中心に精力的に活動を続け、SNSなどで国内だけでなく世界各地にオーディエンスを広げる大阪のオルタナティブロックバンドの最新EP
 
シューゲイザーからの影響を感じさせつつ、そのダーク&ダウナーな激情はよりルーツに近い質感があり、UKロックなどが持つのメランコリックさとの共振も感じさせる仕上がりとなった。 リードソングのM3「焦燥」は、拭いきれない悲哀を感じさせる音像の中で、美しい轟音と共に久内彩加(Vo.)のギアがグッと一段上がる中盤以降の流れが心を揺さぶるようである。 曇天の中に薄く溢れる陽光のように、濃い絶望の中で目を凝らせばうっすらと見える希望を、断片的な情景描写と、それに呼応するサウンドでイメージさせてしまう歌詞も皆まで言い切らないからこそ聴くものに余白を楽しませ、その世界観に没入できるものになっている。
 
Beetle Flip / KBSNK, ISLTR
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
TEMPLIMEとしての活動でも知られ、さまざまな楽曲を手がける東京都出身の音楽プロデューサー/SSWのKBSNK(カボスニッキ)と、TREKKIE TRAX,Aranck Collectiveや海外コミュニティ"FORM"等からのリリースも行っているプロデューサーISLTR(アイソレーター)のコラボ楽曲
 
リモートで作詞作曲からアレンジ・エンジニアリングまで24時間で制作されたというエピソードも彼らの世代が持つ感覚を端的にした今作。 ポスト・インターネットミュージックとも言えるような、爽やかさとオルタナ感が両立した質感は、DAWを楽器として扱うような感覚の彼らならではのものとなった。 エレクトロ / ダブ・ステップ / 2stepなどさまざまなダンスミュージックを雑食的に融合し、しっかりとした歌物のポップミュージックとして成立させてしまう編曲の妙も素晴らしい仕上がりだ。
 
Walm / REIMEI SESSION / Walm, REIMEI SESSION
2024.11.1 Release【配信SG】
jkt
POINT HOPE / The Chimney SweeperのメンバーであるAyumi NakamuraによるソロプロジェクトWalm、SAGOSAIDが運営するDIY音楽スタジオ「Studio REIMEI」のライブセッション企画「REIMEI SESSION」の音源化第2弾
 
優しく温かなAyumi Nakamuraの歌声、繊細で心地よい世界観が広がった歌詞、インディフォークやインディロック、はたまたオルタナティブロックすらも横断した音を奏でるバンドサウンド。そのどれもが聴く人を虜にするそんな作品を生み出してきたWalmの初のライブ音源となる今作。 リードトラックとなるM1「Gold」が、音源さながらの奥行きのあるバンドサウンド、Ayumi Nakamuraから紡がれる歌詞の世界観、そこにライブ音源特有の”生感”が加わることで、まるでその場で物語が紡がれていくかのような壮大仕上がりとなっており、聴けば聴くほど楽器隊の細かなフレーズの感じ方が変化していくハイクオリティな内容となった。
 
Cynical / 儚苑
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
音楽で芸術を体現することを目的とする気鋭SSWによるプロジェクト儚苑のニューシングル
 
初期ビリー・アイリッシュを思わせるような割れるほどに歪むベースはシリアスなムードも相まって彼の美意識をひしひしと感じさせる仕上がりとなった今作。 純文学の影響を感じさせる、日本語ならでは、美しいリリックにはそのサウンドとも呼応するようなフラストレーションが滲むようだ。 自身がやっているのは”芸術”なのか”労働なのか”。日々の努力は真の意味での”鍛錬”なのかただ”擦れていっている”だけなのか。大衆の中の常識や、先人に確立された論理に削がれていくプリミティブへの危機感と、それに抗うようにあくまで”個”の感覚を有し続けようとする決意が非常にフィジカルな短尺のダンスミュージックとして昇華することで、言葉で皆まで言わずともメッセージとして伝えてくる様は逆説的に非常に文学的であり、音楽的なものとなった。
 
FAREWELL / minako
2024.10.30 Release【配信AL】
jkt
高校生から音楽活動を始め、2021年7月からminako名義で活動を開始、宅録プロジェクト“SuU”の正式メンバーとしても活動するSSWの新作
 
2024年6月に初のバンドサウンドでの楽曲『仮初』を皮切りに、過去アコースティックスタイルでリリースされてきた楽曲を新たにバンドサウンドで再構築した今作。 リードソングM7「発狂」は、そのリアリティーをまさに具現化したような一曲となっている。 強烈で異常性を帯びた官能的な愛情と欲望、それを共有しているからこそ相手は自分から離れないという安心感が交錯し、二人が一人になってしまうような病的なまでの共依存を「発狂」という言葉でエキセントリックに表現した本作は、ある種ヒステリックなアレンジと歌声で聴くものに強烈なインパクトを与えるものとなった。
 
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
サックスプレイヤー・Takeshi Kuriharaのソロシングル最新作
 
太くアーシーな音色のサックスと打ち込みのエレクトロなサウンドを掛け合わせた音像を探求するプロジェクト。 今作は、足音のように存在を潜ませているビートや、伸びやかにメロディーを紡ぐサックス、神秘的で浮遊感漂う音像など、間合いも含めて大きな宇宙空間に存在しているような感覚になる楽曲となった。
 
wala.collective / wala.collective
2024.10.30 Release【配信AL】
jkt
wala というコンセプトの元に集まる、Producer集団wala. collective、プロジェクト初となるフルアルバム
 
自身の名前をアルバムタイトルに冠した本作は、彼らが掲げる<wa:和 - 平和で心がほぐれる><la:裸 - ありのままを感じられる><wala:笑 - 笑顔になれる><walabe :童 - 新しい命に夢・希望を>というコンセプトが実感できる仕上がりとなった。 これまでシングルとしてリリースされている7曲に加え新曲8曲を収録した超大作となっており、wala. collectiveに参加するプロデューサーそれぞれの色が他の色を引き立て合い、wala. collectiveにしかならすことのできない音、表現することのできない世界観が広がっている。
 
抱き占めたい / 止め処なく、渇き
2024.10.30 Release【配信EP】
jkt
バンド/終日柄の淡甘と、バンド/yu'reのコタニシブキの2人のユニット体制でなるバンド『止め処なく、渇き』3部構成のコンセプトEP
 
8月に第1部、9月に第2部、そして10月に第3部のリリースを以て完成となる今作は、三角関係の主人公たちがお互いを抱き占め合う楽曲を合わせた作品となっている。 ストーリーテリングと音楽作品とが対となって1つのストーリーを紡ぎ出す、そんな気鋭なアイディアで生まれたEP、それぞれに詰め込まれた愛憎や悲哀、まるで小説を体感しているかのような重厚で耽美な文学的世界観が聴き手を翻弄する。 今作のリードトラックでもあるM6「愛嬌と隔たり」は、テクニカルなフレーズの応酬から作り出される緊張感、淡甘の艶やかでどこか切なさを孕んだ歌声によって退廃的で美しい音像が広がっている。
 
a seaside mixtape / Umisaya
2024.10.30 Release【配信AL】
jkt
自主レーベル「Windlass Records」を立ち上げ、国内インディーズバンドの仙台への招聘など、宮城県仙台市を中心に精力的に活動する『海を奏でるロックバンド』Umisayaのバンド初となるフルアルバム
 
海にまつわる世界観を落とし込んだ今作は、Umisayaとしての現在地、そしてこれから目指す先、彼らが鳴らしたい音、そんなものが詰まったアルバムとなった。 彼らのシグネイチャーでもあるTiny Moving Partsを彷彿とさせる高速タッピングや超絶技巧のギターリフ、インディエモ/ミッドウェストエモを源流とする骨太で聴き手の心にゆっくりと沁みていくかのようなリズム隊、フナワタリコウタロウ(Gt./Vo.)のメロウでエモーショナルな歌声が重なることで、海にまつわるどこか切なく儚い世界観が聴き手を呑み込んでいくようである。
 
たのしいあきやすみ / ホピーハイボ
2024.11.2 Release【配信EP】
jkt
2022年春、坂本龍一(Drums ex.安頭、the FIXER、四丁目のアンナ)と加藤俊一(Vo&Gt.祖国 ex.教育番組)を中心に高円寺にて結成されたバンドの季節に因んだEPのシリーズの秋バージョンとなる作品
 
リード曲となっているM3「13時半、ローカル線冷笑が聞こえる」は、彼ららしい技巧派なロックサウンドをベースに、ピアノの旋律やギターリフがユニゾンしたりするなど、それぞれの楽器がしっかり主役として役割を担っていつつ、ゲストボーカルで参加しているユニット・メレの女性ボーカルの可憐さある歌声が入ったことで、秋特有の感傷的になってしまうようなエモーショナルさと刹那的な煌めきが折り重なった楽曲に仕上がった。
 
Beee / Socca
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
大阪出身、北海道在住のシンガーソングライターChimaと、アニメ、映画、舞台、TVCMなど様々なシーンで制作、プロデュースを行う下川佳代のソロプロジェクトtuLaLaの二人によるユニットの2年ぶりとなるシングル
 
80年代のシンセサウンドを彷彿させる良い意味でチープ感あるレトロポップ的なトラックと、ガーリーなラップスタイルのボーカルを融合したキュートな一曲に仕上がった。 「cookie」「pizza」「honey」など、サウンドに寄り添うようなポップなキーワードが散見されるリリックでは、”蜂”を意味するタイトルのように、自分の欲求に忠実に、自由に飛び回りたいという欲求を歌う今作。 そのあっけらかんとした奔放なムードは軽快なビートと相まって非常にフレッシュな魅力があり、彼女たちの新章のスタートを感じさせる一曲となった。
 
Qがわかんない / Kaori Kusuhashi
2024.11.1 Release【配信SG】
jkt
北九州生まれ、エレクトリック・ギターとアコースティック・ギターをかき鳴らし、奏で、つま弾きながら、オルタナティヴな感性で現代的なロックを歌い、時にブルーズのムードも漂うシンガー・ソング・ライターの新作
 
彼女が得意とするオルタナティブロックサウンドが今作でも全開で、歌詞のフレーズもインパクトのある聴こえ方がするパンチ強めの楽曲に仕上がった。 タイトル「Qがわかんない」のQはLGBTQのことを指しており、多様性という考え方が浸透してきている中、自分と異なる考えに対して、”わからない””なんで?”、という興味を持つことで、理解しようとすることでよりよく生きられるのではないか、というメッセージが力強く歌われている。
 
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
2023年大学での出会いをきっかけに結成され、都内を中心に活動する3ピースバンドの新曲
 
バンド結成直後に完成したという彼らの代表曲再録作品となった今作。 まだ二十歳そこそこのメンバーながら、謎の余裕感が感じられるのは彼ら特有のムードが印象的な仕上がりとなっている。 チープなエモーショナルに逃げず、あくまで地に足がついた彼らなりのオルタナティブを追求している姿には好感が持てるものとなった。 隠でも陽でもないそのミステリアスな中庸感はクセになる。
 
Disgust / Petalish / Sorry No Camisole
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
2023年10月に結成された東京を拠点に活動するバンド『Sorry No Camisole』の待望の1stシングル
 
S.O.HやReggie Pearl, Curlingなど様々な海外バンドのジャパンツアーへの出演、Limited Express(has gone?)など日本を代表するパンク/オルタナティブバンドとの共演など、飛ぶ鳥を落とす勢いの中でリリースされる今作は、彼女らのシグネイチャーでもあるガレージパンク/ポストハードコア/90'sオルタナティブ色全開の仕上がりとなった。 緊張感がある重厚なバンドサウンド、ザラっとした質感で歌われるyurina (Vo)の歌声、アンダーグラウンドを体現した世界観の創出、そのどれもが他に類を見ない異才を放つものとなっている。
 
昼でも星は光って / 奏人心
2024.11.1 Release【配信SG】
jkt
身近で起こる様々なことへの憤りを、詩的な言葉と激しいビートでシャウトする弱冠19歳のスリーピースロックバンド「奏人心」の自身初の音源
 
彼らの住む福岡の街から生まれた初期衝動を吹き込んだと語る今作、青春パンクさながらの荒々しさをそのままに疾風のように駆け抜けていく。 福岡という地元から音楽を発信していくというローカルに根付いた活動を通して、彼らの葛藤や焦燥、日々生きていく中で生まれては消えていく感情を楽曲に閉じ込め、より等身大で、よりリアルな世界観を作り出している。
 
Sunset Dream / Fruits
2024.10.30 Release【先行配信SG】
jkt
2017年に神戸にて結成、2枚のEPと6枚のシングルを発表し、待望の1st Full Albumをリリースする5人組バンドFruitsがアルバムからの先行シングル
 
古き良きアメリカンポップスのルーツを垣間見せる牧歌的なメロディーと土の匂いある演奏は、彼らのバンドとしての魅力を端的に表したものになっている。 J-POP的な解釈でもチューリップやオフコースなど、70sフォークロック〜ソフトロック的なバンドとの共通点も感じられ、その言葉選びなどもそこを意識したような美しい日本語がセレクトされているものに仕上がった。
 
Prelude / Sunny Hock
2024.10.30 Release【配信EP】
jkt
2020年7月に結成された現役音大生ユニットの初のアルバム
 
過去にリリースされてきたシングルも再録され、まさに今までの彼女たちの集大成とも言える作品となった今作。 リード曲はM6「MOON LIGHT SHOWER」は、二人の爽やかなハーモニーを基軸にした90s J-POP的な清涼感あるアレンジが印象的な楽曲に仕上がった。 そのストレートなメッセージは彼女たちの等身大がそのまま投影され、衒いのない魅力に溢れているようだ。
 
Chaos but beautiful. / Tokyo Psychedelic Orchestra
2024.11.1 Release【配信EP】
jkt
様々な肩書きを持つShimon Hoshinoによる新たなプロジェクトTokyo Psychedelic Orchestraが始動
 
他プロジェクトでのビートサウンドと異なりアンビエントに特化したプロジェクトとなっており、Shimonが約8年間アイディアを温めていた本プロジェクト。 ”「間」を紡ぐ”という、ある種日本特有の余白を楽しむ文化にフォーカスしたとも言える作品になった今作。 リードソングで表題曲でもあるM3「Chaos but beautiful.」は、他プロジェクトでも多種多様な”チル”を提示してきたShimonだが、この楽曲はある種その方向性の到達点とも言えるものになった。
 
Mountain / Wataru Fujiwara
2024.10.30 Release【配信SG】
jkt
ノスタルジックかつ自然を感じさせる空気を詰め込んだビートメイキングを得意とするWataru Fujiwaraの新曲
 
田舎の風景からインスパイアされて制作したと語る今作は、雄大な自然、その生命の力強さと懐の深さを想起させるような、ふくよかで優しく、温かいサウンドに仕上がった。 彼の得意とするLo-fi Beatsを基調にしたノスタルジックでどこか日本のテイストが感じられるトラックに、悠久の時を経て今の姿を成す山の荘厳さが加わり、とても心地よいものとなった。 Lo-fi Beatsでありながらも、ピアノの流麗な旋律や重厚なベースラインが加わることでヒーリングミュージック的な側面を擁し、日々の生活の最後を彩るそんな1曲ではないだろうか。
 
LIVE information

<YAJICO GIRLBbugs>

[ONE MAN LIVE 2024 Autumn “EUPHORIA”]
2024年11月22日(金)

場所 : 東京都 Spotify O-nest
OPEN / START : 19:30 / 20:00

 

<Keishi Tanaka>

[ROOMS × Fuckever]

2024年11月2日(土)

場所 : 鹿児島 イイテラス10Fホール
OPEN 17:00 / START 18:00
出演:Keishi Tanaka、五味岳久 (LOSTAGE)

 

2024年11月3日(日)

場所 : 熊本 共栄堂
OPEN 18:00 / START 18:30
出演:Keishi Tanaka、五味岳久 (LOSTAGE)

 

2024年11月4日(月・祝)

場所 : 福岡 LIV LABO
OPEN 18:00 / START 18:30
出演:Keishi Tanaka、五味岳久 (LOSTAGE)

 

2024年11月5日(火)

場所 : 長崎 and MOON
OPEN 18:30 / START 19:00
出演:Keishi Tanaka、五味岳久 (LOSTAGE)

 

[ROOMS × The Fireplace]

2024年11月8日(金)

場所 : 京都 きんせ旅館
昼公演 OPEN 15:30 / START 16:00
夜公演 OPEN 18:45 / START 19:15
出演:Keishi Tanaka、村松拓 (Nothing's Carved In Stone、ABSTRACT MASH、とまとくらぶ)

 

2024年11月9日(土)

場所 : 兵庫・姫路 KOGANE
OPEN 18:30 / START 19:00
出演:Keishi Tanaka、村松拓 (Nothing's Carved In Stone、ABSTRACT MASH、とまとくらぶ)

 

[ROOMS × The Fireplace × 縁宴]

2024年11月10日(日)

場所 : 兵庫・豊岡 とゞ兵
OPEN 16:30 / START 17:00
出演:Keishi Tanaka、村松拓 (Nothing's Carved In Stone、ABSTRACT MASH、とまとくらぶ)

 

[ROOMS]

2024年11月15日(日)

場所 : 栃木・宇都宮 MATSUGAMINE COFFEE BUILDING 101本店
OPEN 19:00 / START 19:30
出演:Keishi Tanaka、TAXMAN (THE BAWDIES)

 

2024年11月16日(月)

場所 : 岩手・水沢 back state
OPEN 18:00 / START 18:30
出演:Keishi Tanaka、TAXMAN (THE BAWDIES)

 

[ROOMS × Patrie]

2024年11月17日(日)

場所 : 青森・八戸 Patrie
OPEN 17:00 / START 17:30
出演:Keishi Tanaka、TAXMAN (THE BAWDIES)

 

<She Her Her Hers>

[“Pathway” Release Tour 2024-2025 final]

2025年2月20日(金)

場所: Ebisu LIQUIDROOM
OPEN / START:18:00 / 19:00

NEWS
SENSA、HighlighterにTHE LOCAL PINTSが登場!
音楽だけでなく、どのカルチャーも共通点やつながりがあるということをコンセプトにしているSENSAのINTERVIEWシリーズ「Highlighter」。vol. 215となる今回は10月9日に1stフルアルバム「FIRST BATCH」をリリースしたクラフトビール醸造所”CRAFTROCK BREWING”を舞台に「クラフトビールに世界一合うバンド」というコンセプトのもと活動するバンドTHE LOCAL PINTSが登場!ぜひチェックしてみてください!
 
FRIENDSHIP.オフィシャルプレイリスト「Curated by FRIENDSHIP.」のプレイリストカバーにVivaOlaをセレクト!
HIP LAND MUSICによるデジタルディストリビューション&プロモーションサービスFRIENDSHIP.による公式プレイリスト『Curated by FRIENDSHIP.』のプレイリストカバーに、ジャンルを無駄にクロスオーバーさせるより、その境界面に揺蕩うことを重視する「んoon」をセレクトしました!是非チェックしてみてください。
 
Curated by FRIENDSHIP.
FRIENDSHIP.ランキング更新!

 

FRIENDSHIP.が再生回数をベースに独自集計したランキング(10/2〜10/8)を更新しました。聞き逃している作品を是非チェックしてみてください。

1. melt bitter / さとうもか
2. 夜的平成浪漫 / First Love is Never Returned
3. 燦々 / カネコアヤノ
4. コンパクトミラー / kiwano
5. 灯火 / 優河

6. キリコ / Helsinki Lambda Club

7. Thirsty / She Her Her Hers
8. 可愛いユナちゃん / 超☆社会的サンダル
9. Juliet is the moon / VivaOla

10. 6 case / ユアネス

 

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FRIENDSHIP.のポッドキャスト番組更新!
FRIENDSHIP.新譜ダイジェストをYoutubeに公開!
ZIP-FMにて FREINDSHIP.のレギュラーコーナーが好評放送中!
FRIENDSHIP.のラジオプログラム「Curated Hour〜FRIENDSHIP. RADIO」放送中!
FRIENDSHIP.の今が分かるプレイリスト「Curated by FRIENDSHIP.」更新中!
新譜&人気曲からFRIENDSHIP.の今が分かる公式プレイリスト「Curated by FRIENDSHIP.」は毎週水曜日に定期更新をしています。是非フォロー/ライブラリ追加をよろしくお願いします!
 
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